
相沢さん、私、日本語のタイピングがすごく遅くて…レポートもチャットも時間かかっちゃいます。

おお、真奈ちゃん。それは困るな!今日はローマ字入力とかな入力、それぞれのメリット・デメリットと速くなるコツを教えたるで。

はい!お願いします。

まずローマ字入力や。キーボードのひらがなキーに頼らんでも、英字配列で「あ」を「a」、「ん」を「nn」のように打つ方式や。

ローマ字入力は学校で習ったのでイメージしやすいです。

せやな。メリットは、英語配列にそのまま慣れられることと、長文でも手数が少なめなところ。けど「きゃ」や「しゃ」みたいな拗音では「kya」と三打必要や。

なるほど、確かにキー数はけっこう増えますね。

一方かな入力は、ひらがな1文字につき1キーで済むから理論上は最速や。ただ専用配列を覚える必要があるし、英語入力は別設定やから切り替えの手間がある。

じゃあ、もう音声入力で丸投げしちゃえばいいかな?キーボード使わずに速そう!

あかんわ!それは努力放棄の甘い考えや。タイピング力は手を動かしてこそ伸びるんやで。

す、すみません…確かに声だけじゃ練習になりませんね。

気持ち切り替えていこな。次は練習法や。

どんな練習が効果的ですか?

まずホームポジションを覚えることや。左右それぞれの人差し指を基準に、親指でスペースを打つんやで。

ホームポジション…確かに意識せずに打ってました。

それから、タイピング練習サイトやゲームで繰り返し練習して指の動きを定着させるんや。

練習サイト…やってみます!

あとは毎日短い文章でもいいから継続することや。日記を書いたり、ブログやチャットで実践すると効果的やで。

わかりました…でも、ただ速く打つだけじゃなくて、文章の質まで考えないと、意味ないと思います。

おお!真奈ちゃん、その視点は鋭いな。確かにスピードだけじゃなくて内容の精度も大事や。

えへへ…ありがとうございます。

ただ質を考えるあまり手が止まっては練習にならん。タイピング練習のときはあまり質にこだわらず、とにかく継続するのが大事やで。

練習も楽しみながらやってみます!

おう!頑張れよ、真奈ちゃん。